症例別

トイ・プードルの皮膚病 スキンケア

2013.08.19

1年以上ぶりの症例報告となりました。

改めて、四季の森どうぶつクリニックのHPとして当院の症例報告を行っていきたいと思います。

よろしくお願いします。

今回は、少し珍しいタイプの皮膚病です。

珍しいのは皮膚病の好発犬種ではないトイプードルであることです。

もちろんトイプードルで皮膚病がないわけではないのですが、難治性になりにくいため滅多に困るような皮膚病にはなりません。

それでは初診時の状態を見てみましょう。

             

非常に強い痒みのため、自傷(自ら身体を傷つける)と出血防止のため、エリザベスカラーを常時つけていました。

          

しかも2つ、わんこもそうですが飼主さまもつらい状態ですね。

次に、両眼。

脱毛と大きなフケが認められます。

続いて、右耳。

           

続いて、左耳。

           

続いて、右前肢とその拡大。

     

続いて、左側面全体。

          

続いて、左後肢とその拡大。

続いて、右側面全体と右後肢の拡大。

トイプードルでこのような悪化をしめすタイプはそう多くありません。

初診時では必要な検査、予測できる治療の流れをお伝えしました。

もちろん最も重要なのはスキンケアです。

目標はエリザベスカラーを外した普通のわんちゃんらしい普通の生活をすることです。

1回目のスキンケアの様子は次回お伝えします。

四季の森どうぶつクリニック

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

犬の皮膚病 シーズーの脂漏性皮膚炎

2011.07.21

シーズーに多く認められる脂漏性皮膚炎についての第4回です。

   第1回 シーズーの皮膚病①

   第2回 シーズーの皮膚病②

   第3回 シーズーの皮膚病③

【症例】 

    シーズー   男の子

【症状】

    四肢端、頚部、尾、顔、四肢など、ほぼ全身の脱毛および痒み


【治療経過】

治療前

治療後(5カ月後と約1年後の両方を使用しています)

過去の数々の動物病院でさまざまな治療を受けられ、エリザベスカラーを外すことができない状態でしたが、現在はエリザベスカラーもなく、傷になるような痒みもなくいい状態を維持できています。

完治ではないため、継続した治療を行っていますが、メインとなる治療はスキンケアです。抗生物質や抗真菌剤の投与はほとんどありません。またスキンケアも「殺菌系薬用シャンプー」ではなく、皮膚バリア機能回復のスキンケアを行っています。

「皮膚機能を治す」という意味で、本当の皮膚治療につながった1例と思います。


投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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